ピアノを弾き納めに帰省しました公開日:2018年12月17日日常その他 View this post on Instagram ピアノを弾き納めに帰省しました。 ・ ・ 今週、業者さんに引き取られます。 いずれは新しいユーザーさんの元へ。 どうか大切に使ってくださる方の元にご縁が繋がりますように。 ・ ・ 実家のピアノは、 両親が買ってくれた初めてのグランドピアノでした。 ピアノの先生から 他の贅沢はさせなくても ピアノだけは良い物を買ってあげてほしい。 と言われたのだそうです。 ・ ・ あれから36年。 この楽器を両親が買ってくれたから 今の私がいます。 ・ ・ 段々と音が薄くなり オーバーホールを考え始めて数年が経っていました。 先月末に突然降って湧いた 中古ピアノを譲り受ける打診。 ・ ・ 先週試弾させて頂き、 今後を考え、 手放そうとほぼ心を決めた翌朝は さすがに心の準備がなく 弾きながら動揺しましたが、 皮肉にも あんなにも楽器を想いながら 心を寄せながら弾いたのは 初めてでした。 ・ ・ それから1週間。 今日は改めて弾き納めようと 急遽帰省。 ほんの数時間だけでしたが 帰るなりピアノに向かい、 出発直前まで弾きました。 母も気を遣ってか いつものように話をしたかったでしょうに 今日はずっと台所で聴いてくれていました。 ・ ・ 綺麗に拭き上げ、 鍵盤、ボディ、弦、ハンマー、ペダル、と 手を当ててお仕舞い。 #今までありがとう ・ ・ ・ 同じ日に 新たにDIAPASONを迎えます。 どうもDIAPASONにご縁があるようです。 今度はひとサイズ大きな210センチ。 これまで丁寧にお使いだったご様子と オーナーさんご家族皆様とのご縁もまた嬉しかったことも 背中を押してくれました。 ・ ・ 大切にします。 そして 旅立つ私の初めてのピアノも どうか幸せな出会いがありますように。 Mika Teraiさん(@mika_terai)がシェアした投稿 – 2018年12月月17日午前3時59分PST 投稿ナビゲーション多摩音楽教室クリスマスコンサート「practice without playing」 とても大切なこと