先日、教室の生徒さんの保護者様よりご相談がありました。

練習をしたがらない。

でもピアノは辞めたくないという生徒の女の子。

嫌がるご本人を

練習させることに

親御さんの心も折れそうになり

どうしたら良いでしょう、と

SOSを頂いたのでした。

少しでもピアノに向かおうとしたら、

大袈裟なほど褒めて差し上げてください。

手の形やリズムが間違えていても、

練習をし始めたことをまず褒めてください。

「やらないとできないよ」と言いたい場面では

ぐっと堪えて

「やってるとそのうち出来るよ」と

言い換えてみて頂けませんか?

練習をしないと進みも遅くなり、

ジレンマになりますが、

軌道に乗るまで時間はかかって大丈夫です。

そのうちもしまた辞めたいと言い出しても

黙ってレッスンに送り出してください。

これから何度かそのような波はあると思いますが、

そのいっときの感情は受け止めながら

続けるように背中を押して差し上げてください。

このようなことをお伝えしましたところ、

今また練習を頑張ってくれるようになり

成果も出始めています😊

状況やご年齢にもよりますから

正解の形はありませんが、

たまたまこの生徒さんと保護者様には

一歩前に進むきっかけになったのかもしれません。

どの生徒さんたちとも

長い目で指導に当たりたいと考えています。

みんな良さが違います。

自分で出来るようになるまでの道筋も

それぞれに違って良いと思います。

出会う生徒さんたちのこれからの長い人生を考えた時に

やはり私も

何か特技を1つ持ってほしい、と願います。

それがピアノなら嬉しい❣️ですし、

ピアノが2番手3番手でも、

習い続けることで身につく力が

生きていく知恵になり支えになると思っています。

そして、

子供たちは可能性が無限ですが、

何もしなくても育つものは何一つないとも考えます。

ピアノが弾けると本当に楽しいです❣️

楽譜を読めると

まるで外国語をマスターしたのと同じように

世界中の人々と音楽で会話が出来ます。

また、表現を探究していくうちに

作曲家からの手紙を読んでいるような気持ちにもなります。

でもそんなふうに至るまでには

何度も波があるものです。

何でもそうだと思いますが

止める理由は探しやすいものだとも思います。

それを乗り越えていける力を身につけてもらえますよう、

生徒さんと一緒に走ったり歩いたり

褒めたり励ましたりしながら

ご成長を見守ることが出来たら嬉しいです(^^)

…………………

体験レッスンは随時受付中です。

どうぞお気軽にお問い合わせ下さい(*^_^*)