久しぶりの更新となりました。

先日、一年ぶりにDIAPASONの調律にいらしていただき

作業途中にお邪魔して

ピアノの中を少々ウォッチング👀♥️

アクションを引き出した空洞の部分(棚板)を

見せてもらっていたら

ふと視界に入ったこちら。

これは一体なんでしょう?😊

ヒントは、

ピアノを弾いたことがある方なら

必ず触れている物です。

そう、答えは鍵盤です。

1枚目の画像は鍵盤の裏側でした。

長らくピアノを弾いていますが

鍵盤を裏側から眺めるのは初めてでした。

見る角度によって

景色は全く変わりますね〜。

下からそのまま触ってみましたら

ふわふわっと浮き

なんとも言えず滑らかでした✨

そしてもう一つ、

こちらも初めて知りました。

アクションを引き出した空洞部分の天井に

赤いマジックで

数字が書かれた板がはめ込まれています。

この板をピン板というそうです。

赤い数字はピアノのサイズなどですが、

その奥に穴が沢山開いていますね。

ここに

ピアノ弦からピンが沢山刺さるようになっているようで、

わずかなズレも許されません。

全てのピンがぐらつくことなく、

かと言ってカチコチに固めすぎても

あるいは緩めすぎてもピンか不安定になるので、

受け止める側の板は

一枚板ではなく、

何層にも重ね合わせて作られていて

必要な弾性や柔軟性を実現しているのだそうです。

もし一枚板を使用したら

少しでもヒビが入ると全て使えなくなる、

でも何層も重ね合わせた板であれば

仮にヒビが入っても中の層が支えることが出来る、

という調律師さんのご説明でした。

とてもデリケートな精緻がなければいけないのですね。

譜面台の真下辺りにあるピン板。

アクションはピアノの心臓部ですが、

それが収まる棚板の屋根には

弦を支える重要なピン板がある。

ハンマーや弦だけでなく、

このピン板や鍵盤の裏側など

一つ一つの存在を感じると

ピアノがとても愛しいです(^^)

生徒の皆さんにも実物をみせてあげたかったなあ。

まずは画像で♡

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