今朝からピアノに向かいながら

ショパンの美しさを

言葉の選び方にも改めて感じました。

calandoとsmorzando

RitenutoとRallentando

画像にあるように

同じフレーズに似たような指示が重なっています。

先日のこと。

バラードを勉強する生徒にそれぞれの意味を尋ねたら

「消えゆくように」

「だんだんゆっくり」

との答えでした。

楽典の試験ではマルですが、

それなら

何故同じ箇所に2回重ねて

別の言葉で書いてあるのかは

わかりません。

言葉が違えば変わります。

日本語でも例えば

「明るい」という言葉には

幸せや喜びによっでもたらされる

気持ちの明るさもあれば、

見通しが明るい、

知識に明るい、

あるいは

光度が高くて明るい、

色味が明るい、など。

それぞれに言い方もあります。

可能であれば

伊和辞典を用意してもらうよう

保護者にお願いしています。

スマホでささっと調べれば

「消えゆくように」

は出てきますが、

実はその先が大切で、

伊和辞典にある他の意味や

類義語にも目を通して

自分なりに理解した違いを

音で伝えてほしいと願うからです。

それを実践し続けるのは

なかなか大変なのですが😅💦

イタリア語を話せる友人達が羨ましい♡

私も肌で感じる違いが分かれば

もっと上手に生徒たちに伝えられるでしょうに…😅💦