マスタークラスの旅行記の続きです。
今回のポーランドへの研修旅行は
#指導者の為の修学旅行
でしたが
実は教え子たちも一緒に受講してまいりました。
「春休み中なので
生徒さんたちにもご参加頂けます!」
との更なるお知らせを受け、
日頃からよく頑張っている教え子たちに声をかけてみたところ、
なんと!
大学生や卒業生ではなく、
中・高生のお母様方から
是非参加したいです‼️
とのお返事が集まりました。
これは思わぬ展開でした。
でも
将来を考えお子様を思う保護者の方々や
子供たちの不安と期待の入り混じった眼差しに背中を押されるように
改めて腹をくくり⁈
私自身も一受講生でありながら、
半ば引率のような形で参加したのでした。
みんなで良い旅にしよう!
一緒に頑張ろう!
良いもの沢山吸収してこようね!
と。
考えてみれば、
小さい頃から見てきた生徒たちが
初めて海外でレッスンを受けるのを見届けられる幸せは
そう味わえません。
全てが学びになろうことに
保護者の方々が深いご理解の元
付き添ってくださったことには
本当に感激しました。
そのお気持ちにお応えしていかなければならないと
改めて今後に向けても肝に銘じました。
彼らと一緒に夜は練習に出かけ、
食事を共にし、
半ば合宿のような時間を過ごしながら
レッスンに向かう私の全てをも見られているのだろうなと思うと
気は抜けません。
彼らの状態も気になりながらも、
彼らが必要とすればアドバイスしましたが
なるべく同じ目線で
一受講生として過ごさせて頂きました。
みんな本当によく頑張りました😊
滞在中みるみる成長する心や
音楽への変化を感じました。
タルナフスカ先生のレッスン、
現地のソハチェフ国立音楽学校の生徒さん達との
交流コンサートを終えた時、
生徒たちのお顔は本当にもう
見たことのない満面の笑顔でした。
旅が終わり、成田に着いた時、
一様に
「行ってよかった!」
と話してくれた表情を見て
無事に帰国出来た安堵感とともに、
1番学んだのは私自身だったと感じました。
主催の出口比呂子先生をはじめ
在日ポーランド商工会議所 会頭のピーター氏、
お世話になりました全ての方に
心より感謝申し上げます。
よもや生徒たちとマスターコースを受講出来るとは夢にも思いませんでした。
マスタークラス中、ずっとサポートをしてくれた主人にも感謝です。
今回、声をかけながら参加できなかった教え子たちや
周りの先生仲間にも
実体験としてお話ができます。
この先も出会う生徒たちに
責任を持って寄り添えるよう
自己研鑽に励まなければならないと
こうして記録を残しながら感じています。