先週から武蔵野音大は前期実技試験が始まりました!

初日の公開試験。

学生たちの演奏はみずみずしく、

もちろん本番のたびに

それぞれに課題も

新たに見つかるものではありますが、

本番だからこそ生まれる

その学生さんの良さや

会場や楽器、お客様がいて成り立つ

その時だけの美しい何かを目の当たりにすると

当日までその演奏者お一人お一人が

重ねてきたであろう努力や想いが

伝わってくるようでした。

良い面も悪い面(改善点)も

教え子は自分の鏡です。

同僚ピアニストさんともそんな話になりました。

演奏を通して作る世界を共有しながらレッスンを重ねるので

自然に似てきてしまうのでしょうか。

いつか独り立ち出来るよう

指導者が要らなくなるよう

力を伸ばしていくのも

指導者の使命ですが、

そこに至るまでは

生徒たちは多くのことを

レッスンから吸収すると考えると

やはり

指導者の勉強は永遠に尽きないのだなあ…🌈